最初はカレントに乗ってしまったとも思わず、気がつくとEMUさんとまっちょがいるところに着いていた。
みんながこんなところにいる~♪と思ってニコニコで「ど~~?」と聞くと
なんか様子がおかしい。
Jackieさんは早いうちに自力で岩の上に脱出!
釣りにきたお兄ちゃんのように岩の上にちょこんとしゃがんで残された我々を見ている。
あら~~(;一_一) これはやばい状況か・・・
と思っていたら、お父ちゃんがやってきて
「お前らこんなところでなにやっとるんや! こっちに来たらあかんって言ったやろ!」と一喝された。
いや~・・・ 私たち別にここに来ようと思ってきたわけではないんだけど・・・
っていうかここからどこへもいけない状態なんですが・・・
「とにかく一回あがれ!」ともう一喝(=_=)
それが出来りゃ~やってるさ・・・
このころにはみんな団子状態で波にもまれるもまれる・・・
板同士が交差して飛び交って危険な状態!
EMUさんとまっちょはどうにか岩を這い上がっていった。
でもそこに行くと板が傷つく・・・ それは許されない・・・
どうしよう・・・と思っていrたら横でお父ちゃんが「どうしよう・・・」とつぶやく。
あ~~~~これまでか~~~
これで解決したわ!やっぱり私はPirateではなくMermaidだったのね!!
(このブログのタイトルより)
そして最後は海の泡になるのだわ♡♡♡
・・・な~~んてことは頭の片隅にも浮かばなかったけど(*^_^*)
おとうちゃんに引っ張ってもらいどうにかアウトへ脱出成功!
ここまで来れば一安心。 でも岸からは遥かかなた。
「このままパドルして岸へ帰れ!」と言い残してお父ちゃんはどっかに行ってしまった。
ひたすら岸へ向かってパドルを続けていると奇跡的に大きな波に乗ることができた。
(もちろん立ち上がることはできず、ボードにしがみついた状態なのだが)
ウッヒョ~~(^.^)/~~~ 大きな波に乗ってる乗ってる! テンション上がりまくる!
あっという間にそのまま足の着く所まで流された。 快感~!!
あがって生還をジワーと喜んでいるとまっちょがやってきて
「足怪我してますよ」
見ると右足の甲から血がでてる。
あーー、全然気がつかんかった。
言われると急に痛くなってきた。(単純なのだ)
車に戻って見てみると傷は大きくないがパカッと開いてる。
やべ・・・と思ったけど大騒ぎするとみんなに心配かけるのでとりあえずバンドエイドで大急処置。
もう海には入れない。 みんなが帰ってくる前にお着替え。
数時間後家にもどりシャワーを浴びもう一度傷口を見てみた。
血は止まってるが傷口はまだ開いたまま。
大したことはないと思ったけど、縫ってもらったほうが治りが早いと思い病院へ行くことにした。
町の病院は時間外だったけど受け付けてくれた。
診察室に入り、傷を見せる前に
「大した傷じゃないんで笑われるかもしれないですけど縫ってもらったほうが治りが早いかと思って・・・」と言い訳みたいなことを言いながらバンドエイドをはがした。
それを見て先生は「これは縫わなきゃだめだよー!」と即答。
「あっ、そっ、そうですか・・・」
ここからちょっと痛い話になるので嫌いな方は読まないでね。
診察台に座って消毒。
患部に麻酔の注射。
そのとき看護婦さんが手に歯ブラシを持ってやってきた。
「えっ、それでこするんですか」
看護婦さん頷く。
「私見てられないので横になりまーす!」
この後は何をされたか見てないが、5人ぐらいが私の足の周りで何かしている。
(歯ブラシでゴシゴシこすってるのはわかった)
「バンドエイドでなおるかなーって思ったんですよ」て言ったら
先生も看護婦さんも声を揃えて「無理だよー」って笑われた。
ほっといたら化膿して指が腐ってたよだって・・・
途中先生は
「こりゃーひどいね」
「砂がいっぱい入ってるよ」
「ん~~とれないなー」
「こうなったら人海戦術だなー」(一体何をしたんだろう・・・?)
「スジの周りやスジの裏にに砂がついて取れないよー」(スジの裏って・・・)
「まるで宝探しだね」(ダイヤモンドでも出てくりゃいいが)
「こっちとこっちをひっぱといてよ」
「肉がえぐれてるよなー」
「この肉に食い込んでる砂をほじって引っ張り取るか」
などとつぶやいている・・・
血の気が引く。
縫ってるときは
「肉がえぐれてぐちゃぐちゃだ」
なんて言われた。
傷口は大きくなかったらしいが2センチぐらい深くい傷だったそうだ。
結局6針縫った。
10日ほど入水禁止。
まー、命があっただけましか!
お父ちゃん命を救ってくれてありがとう!
だが、こんなことでくじけないのだ(^o^)丿
これを教訓に一回りパワーアップしてカムバックしてやる!
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